ニキビの原因と種類
ニキビのできる要因は、毛穴がふさがれて、皮脂がたまり、アクネ桿菌(かんきん)が増殖して炎症を起こすことです。
初期の段階をコメド(頂点が白いものを白ニキビ、毛穴にメラニンが増えて黒く見えるものを黒ニキビ)とよびます。それにアクネ桿菌が増えてくると、赤くはれてくる炎症性のニキビになります。
最近マスコミで大人のニキビという言葉が頻繁に聞かれるようですが基本的にニキビができるメカニズムは10代のニキビと何ら変わりありません。
ただ、悪化をもたらす皮脂の分泌の活性化が、思春期は生理的に男性ホルモンが増加する要素が強いのに対して、大人では心身のストレスが関係すると考えられています。試験前に悪化するという海外論文もあり、何らかの形での関与は明らかですが、詳細は不明な点が多いです。
ストレスや紫外線、タバコは皮膚内の活性酸素を増やしますが、その活性酸素がニキビの悪化要因であることもわかっています。婦人科的な病気やホルモン異常が原因のこともあるため、治りにくい場合は下手に自己治療や化粧品類に頼らず皮膚科専門医にみせましょう。

ニキビの治療
日本ではビタミンA酸の外用など世界各国で標準になっている薬剤が認可されておらず、保険治療は大変遅れています。その一方で最近レーザー・光治療やケミカルピーリング、ビタミンC導入がとりいれられ、従来の長期間抗生物質を飲む治療よりも高い効果・安全性が期待できます。 ニキビ治療の最大のGOALは、炎症後の瘢痕(ニキビ跡)を防ぐことです。くぼんだニキビ跡は治すのが非常に大変です。10代であってもひどい場合は早めの治療をおすすめいたします。
治療方法の例
光治療(スーパーフォト)
スターラックスという最新鋭のフォトフェイシャルタイプの照射です。
ニキビ後の赤みには最適です。
下記の臨床研究データのように、白ニキビや、赤い炎症のあるニキビの数を減少させることがわかっています。 毛穴の開きや皮脂が気になる方にもおすすめです。
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| (2004年 アメリカレーザー医学会にて坪内院長発表) |
ケミカルピーリング
角質がはがれやすくなり、表皮という皮膚の表面の細胞のターンオーバーを改善するため、毛穴のつまりがよくなります。また、ニキビ菌の殺菌作用があり、炎症(赤み)に対する効果も知られています。
ニキビ後の茶色いしみを薄くし、肌色が明るくなる効果があります。
Nd:YAG(ヤグ)レーザー
繰り返し照射することにより、真皮のコラーゲンを増加させ、くぼんだニキビ跡や毛穴を少しずつ改善していきます。ケミカルピーリング施行後に行うことでより強い効果が期待できます。
そのほかトレチノインやビタミンC外用、ビタミンC超音波・イオン導入、スピロノラクトンの内服など、一人ひとりの症状やご希望にあわせて組み合わせていきます。場合によってはホルモンや重金属蓄積などの検査を施行します。 |