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診療内容

受診について


内科、循環器科、心臓血管外科、小児科


生活習慣病を予防するためにも、症状の出る前の検査をお勧めします。

●保険医療を基本とします。

機器設備
・超音波診断装置(心臓、腹部、頸部・四肢血管)
・自転車エルゴメーターによる運動負荷心電図
・ホルター心電図
・四肢血圧脈派を用いた動脈硬化度判定
・肥満度・体脂肪率測定

  高血圧

高血圧とは?
血液が全身を循環するときの動脈の壁にかかる圧が正常値より高い状態をいいます。日本人では、およそ 3000 万人の方が高血圧といわれています。これは日本人の 4 人に 1 人の割ということになります。ずいぶんな数だと思います。
上の血圧 140 以上または下の血圧 90 以上を高血圧と判断します。 高血圧には 2 のタイプがあります。

本態性高血圧:原因が特定できない高血圧。
遺伝的要素、生活習慣、加齢などが絡み合っていると考えられています。
二次性高血圧:腎臓、副腎などの病気が原因の高血圧。
原因となっている病気が治れば血圧が下がります。
高血圧患者の約 90% は本態性高血圧です

血圧は一定でしょうか
常に変動しています。季節、食事、睡眠、排便排尿、入浴、会話、食事、仕事、ストレスなどでも上がったり下がったり変化しています。
*「白衣高血圧」:普段は高血圧ではないのに、医療機関で測定すると血圧が上っている場合を総称していいます。白衣を着ている医師や看護師の前で血圧を測ると緊張などで血圧が上がるのでこの名前が付きました。
高血圧の人の多くは、食事、飲酒、喫煙、運動不足などの生活習慣が誘因となっています。また、遺伝的要素が関与していますので、親、親族に高血圧の人がいる場合は高血圧になりやすい体質を受け継いでいますので注意が必要です。

高血圧を放置するとどうなるのでしょうか。

高血圧になっても自覚症に乏しくそのまま放置した状態が続くと、脳、心臓、腎臓、眼などに様々な障害が出現します。動脈硬化を促進しますので血管がつまったり、瘤ができたりします。→「サイレントキラー」といわれる所以です。
WHO の共同研究( MONICA )では、 30 〜 64 歳の脳卒中発症患者における 28 日以内の致命率は、集団によって異なりますが 30% 前後とされています。心臓病(心筋梗塞、心不全等)の死亡率も高くなり、その他、腎不全、眼底出血などの病気を引き起こしやすくなります。

治療方法

高血圧によって将来重大な病気が引き起こされやすいかどうかは、血圧以外のいろいろな要因によっても影響されます

高血圧のリスクの層別化

治療計画はまず生活習慣の改善から始まります。
生活習慣の修正

本邦の高血圧者における未治療の割合は、140/90mmHg以上を高血圧とした場合、30 、40歳代では8〜9割の人が治療を受けていないとされています。少なくともこの人たちは生活習慣の修正で血圧低下を図り血圧の正常化に努める必要があり ます。50歳代で男女とも未治療者が 65%以上存在することは循環器疾患予防の観点から重要な課題です。健康診断で高血圧を指摘された方は、一度医療機関へ行きご相談されるのが良いと思いま す。また、「血圧の薬を飲み出すと一生飲まなければいけないから薬を飲みたくない」といわれる方がいますが、上の図のように高血圧イコール薬ではありませ ん。まずは、ご自分の生活習慣について気軽に相談に行くことで、医者を上手に使うのも賢い患者になることだと思います。高血圧を予防することでその後に起 こる恐い病気を回避することが、QOLをよくすることにつながります。
 

  生活習慣病

誰もが予備軍「生活習慣病」
生活習慣病は、体の負担になる生活習慣”を続けるこ とで引き起こされる病気の総称で、以前は成人病と呼れていました。その中で高血圧、糖尿病、高脂血症など は自覚症状が出にくく、放置すると体が徐々に蝕まれて死に至る病気を発症することがあります。それゆえに 「サイレントキラー」と言われていますが早期に診断、管理することで危険を回避することができます。
その原因となるのは食習慣(食べ過ぎや偏食)、運動不足、ストレス、喫煙などであり、今日のようなストレス 社会においては誰もが予備軍だといえるのです。ご自身の体のことを把握し、問題点を見つけ、定期的な健康診断を行い、日頃の体への関心が明日の健康に 繋がっていきます。


  下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは?
下肢静脈瘤は、足の皮下静脈が脹らみ、浮き出て醜く蛇行した状態になったものをいいます。病態には静脈瘤以外には問題がない一次性静脈瘤と、足の深部静脈(骨に近い所にある静脈)に通過障害があり迂回路として皮下静脈が使われ血流量が通常より多くなりふくらんだ二次性静脈瘤とがあります。静脈瘤に対する治療は一次性静脈瘤が対象となり、二次性静脈瘤は重要な迂回路となっている皮下の静脈瘤に対しては治療しません。原疾患に対する治療が必要です。

代表的な下肢静脈瘤の例

症状としては
* 足のむくみ
* 足の倦怠感(片足に静脈瘤がある場合は左右で疲労度が異なる)
* 美容上の問題
* こむら返り
* 皮膚の色素沈着
* 下腿潰瘍
などがあげられます。

病因は
下肢の静脈血は心臓まで上がって行かなければなりません。そのためには血液の逆流を防ぐものが必要です。それが静脈弁ですが、その弁が機能不全を起こすことが一次性静脈瘤の原因です。弁の機能が悪いために血液の逆流が始まり、弁よりも下の静脈が次第に拡張するようになり徐々に静脈瘤が形成されていきます。また、なりやすい素地として、長時間立ち続ける職業(調理師、理美容師、デパート販売員など)の方、男女比では女性が6割位を占めます。
それは妊娠、出産を契機に静脈瘤が発症することが多いためといわれています。また、遺伝的な素因もあるといわれ、血縁者に下肢静脈瘤の方がいる場合は静脈瘤になりやすいといわれています。


治療方法
圧迫療法(弾性ストッキング、弾性ハイソックスの着用)
硬化療法
高位結紮
静脈抜去術
レーザー治療

などがあります。

圧迫療法は、 最も手軽に出来る下肢静脈瘤の治療方法、管理方法です。着用するだけで足の疲れかたが著しく改善します。しかし、この方法は症状の改善、進行を遅延させる ことに目的があり、静脈瘤はなくなりません。静脈瘤のない方でも使用されると足の疲れが違ってきます。手術療法の補助としても大切な療法です。保険は適応 ではありませんので個人的に購入していただくことになります。製品の斡旋も致します。

硬化療法は、 静脈瘤の中に硬化剤を注入し静脈壁を人為的に静脈内膜に炎症を起こしてくっつけてしまい静脈を固めてしまいます。そのため硬化療法といわれています。この とき麻酔はしません。所用時間は短いですが、再発率が高くなりますので、下腿の小さな静脈瘤に適しています。また、他の治療方法と組み合わせて行うことが よくあります。

高位結紮は、足の皮下静脈 の中心となる大伏在静脈、小伏在静脈がありますが、その静脈が深部静脈に入るところを結紮(縛ること)して逆流を止める方法です。硬化療法と組み合わせて 行うこともあります。この手術は局所麻酔で行いますので日帰り手術が出来ます。しかし再発しやすいため軽症の症例に適しています。

静脈瘤抜去術は、 古い歴史的のある手術方法ですが、現在最も安定した成績があり根治性のある方法です。方法は、足の付け根のところを小切開し大伏在静脈を露出してその静脈 内に細長い器械(ストリッパー)を挿入し、その器械で静脈を引き抜いてしまいます。入院して全身麻酔、腰椎麻酔で手術をすることが趨勢でしたが、最近は麻 酔法の進歩で局所麻酔による日帰り手術も症例により可能になってきました。静脈を引き抜くため枝の血管が切れて出血しますが、皮膚の上から圧迫して止血を します。また局所麻酔剤に血管収縮剤を入れ、冷却して使用するなどの工夫をする事で出血を少なくするようにしています。日帰り手術の場合は、大腿部の静脈 を主に抜去し、膝下の静脈瘤に対しては硬化療法を併用します。下腿に潰瘍があるような重症例では入院をお勧めすることもあります。

レーザー治療は、 大伏在静脈内にレーザー装置を挿入し静脈の内側から内膜を焼いて血管をくっつけてしまう方法です。静脈を引き抜くことがないため出血が少なく、負担が小さ いため今後の発展が期待できます。しかし、保険適応ではありませんので治療費が高く、また歴史が浅いために手術後の再発率等これからの経過を見ていく必要があります。

当クリニックで行っている治療は、保険診療が認められている硬化療法、高位結紮、静脈瘤抜去術の日帰り手術を行っています。レーザー治療は保険診療が認められていませんので現在は行っておりません。

銀座に多い?「下肢静脈瘤」
立ち仕事の多い職場には、下肢静脈瘤を患っている方が 多く見られます。足の血管がこぶのように膨らんだり、足がつる、むくむ、あるいは皮膚の変色などがその症状 として現れます。デパートや美容室、レストラン等で終日立ったままお仕事をされ、足のむくみが取れないと感じる方はぜひともご相談ください。

  抗凝固療法

心臓疾患などで抗凝固療法としてワーファリンを内服されている方

日中の定期的な病院受診を、身近な当クリニックで行 いませんか?ご帰宅途中でも凝固能(PT-INR)をすぐに 検査し、管理いたします。

  セカンドオピニオン

他院での診断にあわせ、 セカンドオピニオンをお求めの方

25年間心臓外科医として診療してきた経験と知識をも とに、小児心臓疾患から成人疾患まで、客観的な立場 からセカンドオピニオンにも対応します。

 


予防接種


  インフルエンザ

●季節性インフルエンザワクチン(従来型)の接種を10月から開始いたしました。

ワクチン接種は自費診療になります。
1回目 3,500円
2回目 3,000円
13歳未満のお子様は2回の接種が基本となります。

当院は、高齢者等インフルエンザ実施医療機関です。
費用(一部自己負担額) 2,200円
[対象者]
1.東京23区内のお住まいの満65歳以上の方
2.満60歳以上64歳の方で心臓病やじん肺、呼吸器などに重い病気のある方
また、中央区在住で満75歳以上の方、生活保護の方は無料です。


受診について


初期診療

1.問診 日頃の生活習慣や病歴などを伺っていきます。

2.血圧測定 数値を正確に把握し、高血圧症などの症状を見極めます。

3.体重測定 体脂肪率も測定することで、体重だけでは見えない肥満度なども見ていきます。

4.心電図 不整脈の有無、心筋虚血などを調べることで心臓の状態を把握します。

 

その他の診断


5.血圧脈波検査 高血圧・高脂血症・糖尿病などに思い当たる方。血圧を測るのと同じ要領で、血管年齢を測定します結果もその場ですぐ出ます。

動悸・息切れなどを感じる方。体に装着し、24時間心電図を記録。わずか40gと軽量なため、負担も一切ありません。

心臓・腹部・末梢血管まで、エコーで検査し細部の状態までを見極めます。

7.エルゴメーター 運動による心電図の変化で狭心症などの診断をします。