メディカルコンプレックス銀座

銀座ハートクリニック

ストレス社会の中で知らず知らずのうちに生活習慣病の兆しが現れます。
そのためには、医療者が職場近くに出向き「あなたの職場のかかりつけ医」として、
小さな芽から摘んでいくことが重要と考えます。
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銀座ハートクリニック
Q&A良くあるご質問
 Questions
Q1. インフルエンザワクチン注射はいつするのがいいのですか?
Q2. 高血圧で薬を飲むように言われました。一度薬を飲むと一生飲み続けなければならないと人から聞いて飲む気がしません。症状もないしまぁーいいかなと思っています。
Q3. 最近寒くなってから、朝出勤時に、駅までの歩き始めに息苦しいような、のどが詰まるような感じがしたり、左肩が痛くなったりすることがあるのですが。
Q4. 糖尿病があります。特に症状は無いのですが、心臓の検査をするように言われました。必要でしょうか?
Q5. 心臓のバイパス手術を勧められました。他の治療法はないのですか?
Q6. 人工弁を入れています。ワーファリンを一生飲むように言われていますが、本当に必要でしょうか?
Q7. 生まれつき心臓病があります。手術が必要でしょうか?
Q8. 腹部超音波検査で大動脈が大きいと言われ不安です。自覚症状はありませんが、どうしたら良いでしょうか?
Q9. セカンドオピニオンと言う言葉をよく聞きますが、現在かかっている先生への気兼ねもあり、どこで相談して良いか分かりません。その際、どのような資料を用意すればよいのでしょうか?
Q10. 足の静脈瘤が気になりスカートがはけません。手術は大変なのでしょうか?
Q11. 47歳女性です。昨年の健康診断では正常値だったコレステロール値が急激に上がってしまいました。食事には気を遣っている方ですが、今後どのようなことに注意していけばよいでしょうか?


 Answers
Q1. インフルエンザワクチン注射はいつするのがいいのですか?
  A1. インフルエンザワクチンは接種してから抗体価が上昇するまで 2 週間ぐらいかかります。流行は12月下旬から3月ぐらいですから1月上旬には済ませることを勧めます。
接種したからインフルエンザにかからないと言うわけではありません。流行株が違えば予防にはならないということもあります。
また、インフルエンザはいわゆる「カゼ」とは違います。ワクチンを接種しても「カゼ」にはかかります。接種方法として1回接種と2回接種がありますが、2回の方が、抗体価が上昇するとも言われています。
13才未満のお子さんは2回が基本ですが、13才以上の方の場合は1回でもいいでしょう。
インフルエンザワクチン接種は保険診療ではなく自費診療になります。
Q2. 高血圧で薬を飲むように言われました。一度薬を飲むと一生飲み続けなければならないと人から聞いて飲む気がしません。症状もないしまぁーいいかなと思っています。
  A2. 高血圧症は、生活習慣病の一つで慢性疾患ですから、すぐに症状が出るわけではありませんが、動脈硬化、心筋梗塞、脳内出血、脳梗塞等の重要な疾患につながります。
生活のリズム、塩分制限でかなりの高血圧は予防できますが、薬が必要になる方もいます。しばらく薬を飲んで、生活習慣を変えることで薬が不必要になる場合もあります。日頃の健康管理が重要です。
Q3. 最近寒くなってから、朝出勤時に、駅までの歩き始めに息苦しいような、のどが詰まるような感じがしたり、左肩が痛くなったりすることがあるのですが。
  A3. 一般的に狭心症の症状は胸の症状ですが、肩が痛くなる、左手が痛くなるなど一見心臓とは関係ない症状が出ることがあります。人によっては歯痛が狭心症の症状であることがあります。
心筋梗塞の前段階の症状であることがありますので詳しい検査を受けることを勧めます。また、狭心症の特徴で行動のはじめに症状が出ることが多いので準備体操をしてから行動を起こすようにすると症状が軽減、あるいは無くなることがあります。 急に冷たい空気を吸わないようにマスク、マフラーなどで防御すると症状が軽くなることがあります。
治療は、内服薬が最初ですが、病状によってはカテーテル治療、バイパス手術などが必要になる場合があります。
Q4. 糖尿病があります。特に症状は無いのですが、心臓の検査をするように言われました。必要でしょうか?
  A4. 糖尿病は、合併症が起こらないとほとんど自覚症状がありません。何にも無いからと放っておくと全身の臓器がむしばまれていく病気です。
また、胸痛がないのにいつの間にか心筋梗塞を発症(無痛性心筋梗塞)していることが糖尿病の方によくみられます。そのため、突然心不全となり大変なことになる場合があります。
糖尿病は自己管理が非常に重要になります。定期的な全身検査が必要です。
Q5. 心臓のバイパス手術を勧められました。他の治療法はないのですか?
  A5.

心臓のバイパス手術は、心臓の筋肉に栄養を供給する冠動脈に狭窄、又は閉塞病変がある場合に、胸の動脈、胃の動脈などを使って冠動脈に十分な血液を供給する目的で行います。バルーンカテーテルを使った治療があり、低侵襲で、短期間に同じ目的を達成できます。
しかし、カテーテルですべての治療が出来るわけではありません。また、カテーテル治療の途中でバイパス手術を緊急で行わなければならないということが生ずる場合もあります。
担当医師と充分相談の上、決めて下さい。躊躇している患者さんに捨てぜりふを言うような医師には任せない方がいいかもしれません。この治療が出来る施設はたくさんあります。

Q6. 人工弁を入れています。ワーファリンを一生飲むように言われていますが、本当に必要でしょうか?
  A6. 心臓人工弁には大きく分けて機械弁と生体弁があります。機械弁の場合はそのままの状態ですと血栓が出来て、血栓塞栓症(脳血栓塞栓症、四肢動脈血栓塞栓症)になったり、人工弁の機能が悪くなり緊急の手術が必要になったりする場合があります。そのため血栓形成を予防するためにワーファリンが必要です。血液凝固能検査も必要で大変ですが一生飲むことを覚悟して下さい。生体弁の場合は血栓が出来にくく、ある期間だけワーファリンを飲むだけで不必要になることがあります。しかし、心房細動などの不整脈がある場合は、不整脈だけでも血栓が出来ることがありますので飲んだ方がいいと思います。
Q7. 生まれつき心臓病があります。手術が必要でしょうか?
  A7. 生まれつきの心臓病(先天性心疾患)はおおざっぱに言って、100人の出生に対して1人の割で生まれます。そのうち何らかの手術(カテーテルを使う場合も含む)が必要になる率はその半分ぐらいの方です。
また、心臓の雑音が小さく大人になってから見つかることがあります。現在は心臓超音波検査で手術の必要の有無がかなり判断できるようになっています。是非検査を受けられることを勧めます。
Q8. 腹部超音波検査で大動脈が大きいと言われ不安です。自覚症状はありませんが、どうしたら良いでしょうか?
  A8. 心臓から出た大動脈は、胸の中でUターンをしてお腹に向かいます。 横隔膜を越えたところから、左右の足に向かうように分岐するまでを腹部大動脈と呼んでいます。腹部大動脈は、動脈硬化の結果、大動脈瘤が出来る高発部位です。
腹部大動脈瘤は直径が4cmを越えた場合は破裂の恐れがあり手術を考える必要があります。真性大動脈瘤はほとんどの場合無症状なので、定期的に検査を行い、直径4cmを目安に手術を決めることを勧めます。症状(腰痛、腹痛)が出たときは破裂の時であると思った方がいいでしょう。
Q9. セカンドオピニオンと言う言葉をよく聞きますが、現在かかっている先生への気兼ねもあり、どこで相談して良いか分かりません。その際、どのような資料を用意すればよいのでしょうか?
  A9. セカンドオピニオンはアメリカで始まりました。一人の医師、一つの施設での治療に対する見解だけではなく、別の専門医に意見を聞き適切な医療を選択する方法です。
セカンドオピニオンを求める場合、現在の病状が分かるもの(レントゲン、血液検査、超音波検査結果等)が必要です。最近は医師も検査資料を貸し出すことに消極的ではなくなっています。気軽にお願いすることがいいと思います。 もし、それを渋る医師、施設は「そこまでの施設」と判断してもいいかもしれません。
しかし、セカンドオピニオンは自分に都合のいい治療法も求めていく(本当は手術が必要なのに手術はしたくないから「手術をしなくてもいい」と言う医者を探す)ものではなく、あくまでも疾患を客観的に判断して現在考えられている最も適切な医療を選択する方法です
。納得した医療を選択する意味で積極的にセカンドオピニオンを求めることを勧めます。
Q10. 足の静脈瘤が気になりスカートがはけません。手術は大変なのでしょうか?
  A10. 下肢静脈瘤は一次性、二次性とありますが、ほとんどが一次性静脈瘤です。静脈には血液の逆流を防止する静脈弁がありますが、その機能不全のために血液が逆流し静脈瘤が出来ます。
小さい場合は、弾力ストッキングなどで進行を防止出来ます。
軽症例は静脈瘤の中に硬化剤を注入し固めてしまう硬化療法があります。これは15〜20分ぐらいで済みますが、再発がみられます。中等症では足の付け根、膝の裏などを小切開し逆流の原因になっている静脈を縛ってしまう高位結紮法を組み合わせて行うこともあり、30分ぐらいかかります。太腿にも静脈瘤がある場合は、静脈(大伏在静脈)にワイヤーを通して抜き取ってしまうストリッピング法を行います。
以前は入院治療が必要でしたが、最近は局所麻酔で日帰り手術が可能になってきました。手術は1時間ぐらいかかりますが、再発率は減少します。それぞれを組み合わせて治療することでより効果的に治療が出来ます。以上の方法は健康保険が適応されます。また、レーザーを使った治療もありますが保険がきかず自費診療になります。
私どもの施設ではレーザー治療は行っておりません。二次性静脈瘤の場合は原因となっている治療が優先します。
Q11. 47歳女性です。昨年の健康診断では正常値だったコレステロール値が急激に上がってしまいました。食事には気を遣っている方ですが、今後どのようなことに注意していけばよいでしょうか?
  A11. 女性ホルモンが活発に分泌されている時期は、ホルモンの作用で血中コレステロール値は低く保たれます。
しかし、閉経時期になると女性ホルモンの分泌が減少しコレステロールが上昇する傾向になります。コレステロールの少ない食事をすることは重要ですが、コレステロールの吸収を減らす食物繊維を多く摂取することが重要です。食物繊維というと生野菜を思い浮かべると思いますが、生野菜よりも、豆類が有効です。豆類には非常に多くの食物繊維が含まれています。大豆はイソフラボンなどの女性ホルモン様作用をもつ物質が含まれていて、善玉コレステロールを増やす作用などがあり注目されています。コレステロール値が高い場合は薬を併用した方がいい場合もあります。
定期的に検査を行い数値の変化を注意深くみていきましょう。
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